メンテナンスノートの有無がアリオンの査定額を左右する
メンテナンスノート
2007年にフルモデルチェンジした現行のアリオンですが、
中古車市場で特に人気の高い車種というわけではありません。
軽自動車やコンパクトカーの人気に押され、
セダン自体が従来に比べて人気を落としていることも理由の一つですが、
セダンのなかに限っても特に需要のある車種とは言えないようです。
ただ、だからといってまったく売れないということはなく、装備が充実した状態の良い車なら、
そこそこの査定額は望めるでしょう。
過走行で状態がそれほど良くない車だとしても、海外での需要が望めるので、
輸出に力を入れている流通網の広い業者なら相場以上の査定となる場合もあります。
「まだまだ走れること」が重要
中古でアリオンを欲しいという人は、
内装の状態や走行距離に関してはそれほどうるさくないようです。
カスタマイズ要素の強い車種なので、そういう面よりも、「まだまだ走れること」が重要になります。
エアロパーツなどのオプションパーツも高く評価される可能性の高い車です。
こういう事情があるアリオンですから、
高額査定を狙うには車の状態を示すメンテナンスノートの存在は欠かせません。
メンテナンスノートの有無が査定にほとんど影響を与えない車種もなかにはありますが、
アリオンに関してはこれがあるのとないのとでは、査定額が変わってきます。
メンテナンスノートのなかには、保証書とともに定期点検整備記録簿が入っていますが、
私はこれを紛失してしまい、アリオンの売却の時かなり慌てました。
購入したディーラーにデータが残っていたので再発行できましたが、
データが破棄され再発行できないこともあるので、
メンテナンスノートの管理には十分気を付けましょう。